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AstroIkebana
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CONCEPT

CONCEPT

○AstroIkebanaとは

いけばな×宇宙をコンセプトに、宇宙をテーマとしたいけばな体験 (実践・鑑賞)を通して、人々に新たな気づき・学びを提供するインタラクティブ・アートです。
最先端の研究により解明された宇宙の知見や、最新の宇宙開発・探査の動向をベースに、花・人・宇宙に共通する普遍的なメッセージをコンセプト化し、作品の制作・展示や、宇宙やいけばなに触れる体験型ワークショップの実践を行っています。
花・人・宇宙それぞれの時間スケールで繰り返される誕生・躍動・死滅のサイクル。眼前の花から宇宙の果てまで壮大に広がる無限の空間。誰にも見つけられるがなくとも懸命に美しく輝く、花・人・星。
宇宙が潜在的に有する様々な視点・精神的価値を、Less is more のいけばなの美学にのせ、人々に直感的に届けることで、いけばなに新たな広がりを与えるとともに、宇宙を身近にする新たなサイエンスコミュニケーションの実現を目指しています。

Photo:NASA

○宇宙とは

宇宙は、最先端のサイエンスの研究対象、人類のフロンティアとしての開発現場ですが、同時に、人々に普遍な新たな視点・価値観をもたらす存在でもあります。
人々はこれまで宙を見上げ、星に祈り、そして月に想いを馳せてきました。人類が宇宙に到達した時代、宇宙は人にどのような視点を与えてくれるのでしょうか?まず、人が宇宙に何を持っていくか考えることは、本当に人間として大切なものは何なのか、人間性とは何かを考えることにつながります。次に、宇宙は「地球を俯瞰する」視点を与えてくれます。宇宙空間にたった一つ儚く浮かぶ地球を見下ろすことで、かけがえのない地球が持続的に維持されるよう、国境を超えて環境問題や紛争解決に向き合う必要があることを理解させてくれます。
最後に、宇宙は時間的、空間的に壮大な広がりを持ち、我々に時空間的に広い視点を与えてくれます。壮大な宇宙史、地球史、生命史、人類史の中で、我々は今、初めて宇宙に進出した生命体として存在しています。その意味を考え尽くすにはまだまだ時間がかかることでしょう。

Photo:NASA

○AstroIkebanaの空間

地球から宇宙を見る時、また、地球もまた宇宙から見られています。この対比を考えたとき、花はまた我々を見つめています。地球上で天体に観測される宇宙現象は、実は宇宙の中では、さまざまな位置関係や複雑な要因などがからまりあって起こっています。
AstroIkebanaの空間を考えたとき、花と人と宇宙はつながり、目の前から宇宙の果てまで、一つの空間の広がりが感じられます。宇宙現象といけばなは離れていても、一つの思いの中に共に存在します。まるで、離れた遠くの二人の関係のように。
宇宙への思いをのせ、いけばなはいつのまにか宇宙と同化していく。胡蝶の夢のように、はかなさの中にある一瞬の閃きが、AstroIkebanaの鑑賞者の想像力を掻きたてると考えています。目の前のいけばなから広がる空間は、確実に宇宙の果てまでつながっています。

©AstroIkebana